塾選びのお話( 個別指導塾VS集団指導塾)

学習塾 の 比較表

 

集団指導 個別指導
①料金 比較的 割安 比較的 割高
②先生:生徒の比率 先生1人:生徒10~30人 先生1人:生徒1~4人
③講師 社員の先生(たまにアルバイト) ほぼアルバイト講師(たまに社員の先生)
④授業の内容 & 宿題の量 主に板書、問題の解説などで基本的に学校よりもかなり早く進む。時には、学校とは違う範囲を進めていることも多い。学校の定期テストよりは「受験勉強」を意識している。(+大量に出される宿題) 主に板書をするより、実際に問題を解く時間が多い。横で先生と一緒に問題を解けるようになるまでできる。学校の進度と同じ場合が多く、基本的に学校のテスト範囲に近い部分を習う。 (+ 生徒個々人に合わせた宿題)
⑤時間割 毎週の教科の時間割が年間を通じて決まっている。(クラス制)入塾時に自由に選べない場合が多い。 大抵、自由に何曜日の何時からの授業など 時間割を決められる。入塾に自由に選べる場合が多い。

 

さて、表を見ながら考えていきます。

まずイメージのしやすい①料金 や ③講師 の点から解説していきます。

 

 

まず料金については、当然個別指導の方が人件費的な問題で高くなります。大体の生徒が個別指導塾では週2教科集団指導塾では週4~5教科で通っている人が多い印象です。おおざっぱですが、「個別の週2料金≒ 集団の週4~5 料金」という感じです。次に先生の質についてですが、その塾によってかなりの差があります。集団指導塾は、ほとんどの場合社員の先生なので比較的安心感があります。

 

 

しかしながら、大学生のアルバイト講師でも1回目の授業から非常にわかりやすく教え、優秀な人もいますし、社員の先生でゴミくずな人もいっぱいいます。正直塾の運営方式の良し悪しよりも、担当してもらう先生の良し悪しの方が影響力が大きいことも多いです。

 

 

 

次に④授業内容⑤時間割 の観点を踏まえた上で、Q&A形式で「集団指導・個別指導」のどちらが向いているかを見ていきたいと思います。

 


 

 

A.学校の授業がわからないから、塾で教えてほしい。

個別指導塾が合ってる場合が多い。

※学校でついていけない生徒は集団指導でも同くついていけません。

 

 

 

B.学校の授業は余裕でわかるけど、難関校を受けたいので、入試を見据えたもっと高度なことを習いたい。

集団指導塾があってる場合が多い。

※学校の授業に問題なくついていけるのであれば、集団指導で高度なことを学習するのも良いでしょう。また同じ難関校を受けようとしているライバルも多い傾向にあります。

 

 

 

C.クラブや習い事で忙しいから自由な時間で通いたい。

個別指導塾が合っている場合が多い。

※集団指導では自由な時間割をくんでもらえないことが多いため、自由に時間割を組める個別がいいでしょう。

 

 

 

D.学校の授業は分かるし高度なことを習いたいけど、宿題が多いのは嫌。

個別指導塾が合ってる場合が多い。

※集団指導では「大量の宿題」を出す塾が多い傾向にあります。個別指導でも個人個人にあった高度な学習は可能なので、自分にあった学習方法を提案してもらうことも可能です。

 

 

 

E.とりあえず、学区トップ高を目指してる。ライバルには誰にも負けないという気持ちで勉強したい。

集団指導塾があってる場合が多い。

※これは、「同じレベルあるいは、自分のレベル以上のライバルが多い塾に通うべき」という意味です。

 

 


 

次ページ ’’個別指導が増えている理由’’

 

カテゴリー: 全体のお知らせ