来年中学の教科書が改訂されます✋
大阪市住之江にある学習塾
個別指導スタディスペース (住之江中学・墨江丘中学他..)
📚とりあえず、テスト期間中です。
今週は中学生・高校生ともにテスト期間中です。
コロナの影響もあり、各学校もあせって教科書を進めているようで、テスト範囲が広い傾向がありますね…
しかも今回、住之江中学では「1日で5教科全てのテストを実施」というハードスケジュールなので、生徒達は大変ですね..
とりあえず、塾としてはいつも通りテスト対策など追加授業を実施して、なんとか生徒達には頑張ってもらっています👍
🖊2021年 教科書改訂の話
来年から中学生の教科書が改訂されます。
私はゆとり世代ですが、そのころに比べると教科書は本当に分量が増えましたね。
(正直、異様なほど 増えています)
数学・理科・社会など も以前では「高校範囲」であったものに少しづつ踏み込んでいる感じですね。
それでもまあ、数・理・社においてはなんとかなるレベルなのですが問題は英語ですよ…
🖊最近の中学英語がマジでヤバい件
最近の中学英語は本当に難しくなりました。
何が難しいというとその単語量です。普通の1つ1つの単語だけではなく【英熟語】が特に多くなりました。
「get along with ~」: ~と仲良くする
「come up with~」:~を思いつく
など「いくつかの塊」で意味を作る単語です。
例えば『 look ~ ( 見る)』だけを取ってみても、以下のようにいろいろ意味が違ってきます。
***********************************
① look at ~ (~をみる)
② look for ~ (~をさがす)
③ look after ~(~を世話する)
④ look forward to ~ing ( ~を楽しみに待つ)
**********************************
こういった「熟語系」は以前は 高校~大学受験の時に学習し必死に覚えるものでしたが、普通に中学の1・2年の教科書に載るようになりました。
しかも2021年の教科書改訂ではさらに英単語の量が大幅アップするらしいので、今まで以上にこういった熟語系も増えることが予想されます…
ちなみに…
現行の教科書:中学 3年間で 1200語
⇒
改訂後: 3年間で1600語~1800語になるそうです(笑)
学校で学習する単語量が増えたことにより生徒達の英語力が上がればいいのですが、実際はついていけない生徒を量産することにつながりそうです…
だいたい『ゆとり世代の英語の教科書ですら』 中学英語にまったくついていけない生徒 がかなりの数存在して、『英語は小学校から塾に行っておくべき』という風潮がありましたから…
『いや、ゆとり世代と比べて今は小学校でも英語の授業があるじゃん?』と思ったそこのあなた!
小学校の英語教育は 幼稚園のお遊び程度のものでしかなく、残念ながら 中学英語への橋渡しにはなっていません。(そういった中学英語につながることをしっかり 教える能力がある教員が小学校にいっぱい いるとも思えませんが…)
とりあえず、中学からの授業になんとかついていくためには、「小学校からの英語塾!」というのが今まで以上に重要になってくることはまず違い無いでしょう…
🖊 教科書改訂で塾として何が変わるか?(特に英語)
さて、教科書改訂で教科書の分量が増えることにより個人的に予想しているのが、『塾の授業回数が平均的に増えるのでは?』ということです。
要は、「週1回の授業で学校のテストの点数をとらせるのは無理!」という状況になるのでは?と思っています。(特に英語ですね)
現状でも、週1回の授業で足りない部分を「テスト対策」などでやってるくらいなので、これ以上分量が増えたら週1回では完全に無理です。
もしかすると、数年後はどこの塾でも「英語は週2回」というのがスタンダードになっているかもしれません….